本命星と月命星は分かった。次に出てくる「日命星」「傾斜法」「同会」って、それぞれ何?

九星気学を本やネットで掘り進めていくと、本命星・月命星の先に 3 つの「次の段階」 の用語が立て続けに出てきます。 日命星 (にちめいせい)、傾斜法 (けいしゃほう)、同会 (どうかい)。 どれも、本命星・月命星だけでは見えない、その人の もう一段深い層 を読むためのツールです。

この記事では、初めて出会う方向けに、3 つの用語をそれぞれ 何を読むのか / どう出すのか / いつ使うのか の順で短く整理します。

※ 読む前に この記事は 本命星の出し方月命星の出し方 の続きとして書かれています。本命星と月命星の概念をすでに把握している前提で進めます。

日命星 — 隠れた本質の星

日命星とは何か

日命星は、生まれた によって決まる九星。 本命星 (年) と月命星 (月) に続く第 3 の星で、その人の 意識の奥にある、深い気質や本能的な動き を表すと言われます。

本命星 = 看板 (社会向け)、月命星 = 楽屋 (家族向け)、と例えるなら、日命星は 寝顔 (本人すら気づかない素の自分)。 他人からはほとんど見えず、本人にとっても無自覚な層で、人生のここぞというタイミングで顔を出す本質、と読みます。

日命星の出し方

日命星の算出は、生まれた日の 九星サイクル から決まります。 日命星は、太陽の位置 (夏至と冬至の前後) で 陽遁 (ようとん)陰遁 (いんとん) という 2 種類の進み方を切り替えながら巡る、というかなり複雑なルールで動きます。

計算式は流派によりさまざまで、暦表 (九星暦) を引くか、専用ツールを使うのが現実的です。 九天占術 でも、生年月日を入力すれば日命星まで内部で自動算出されます。

日命星をいつ使うか

日常的に意識する場面はそれほど多くありませんが、次のような場面で日命星を見ると新しい示唆が得られます。

傾斜法 — 内面のパターン

傾斜法とは何か

傾斜法 (けいしゃほう) は、本命星と月命星の 位置関係 から、その人の 内面のパターン を読み取る技法。 単独の星を見るのではなく、本命と月命の 2 つを盤上にプロットして、その「ズレ方の方向」を読むのが特徴です。

九星気学の盤 (後天定位盤) は、9 つのマスに 9 つの星が固定された方位図です。 本命星と月命星が、その盤の中で どの方角に振れているか を見ることで、本命星だけでは分からない内面の偏りが見えてきます。

傾斜法の出し方 (ざっくり)

本命星をベースに、月命星を後天定位盤の中央にスライドして配置し直したとき、本命星がどのマスに来るか、を読みます。 この「本命星が来るマス」が傾斜の方向。 東 (震宮) に来たら震宮傾斜、北 (坎宮) に来たら坎宮傾斜、というように、8 種類の傾斜が出ます (中央来訪は本命星 = 月命星の同会型)。

ここも図と暦表が必要なので、手計算より ツール がおすすめです。

傾斜法をいつ使うか

傾斜法は、本命星と月命星の 「重なり方の質」 を読みたいときに使います。

同会 — 運勢と方位の重なり

同会とは何か

同会 (どうかい) は、ある時点の方位盤の中で 2 つの星が同じマスに入ること を指す用語です。

九星気学の方位盤は、年・月・日ごとに 9 つの星が回ります。 その回り方の中で、たとえばその人の本命星と、その時点の中央星 (時局星) がたまたま 同じマスに入る ことがあります。これが同会。

同会で何が起きるか

同会が起きるタイミングは、運勢の 大きな変化点 として読まれることが多い瞬間です。

同会の使いどころ

同会は、九星気学の 方位術 (どこへ行くか、いつ動くか) で特に重要 です。 年運の波を読むときも、本命星と年盤中央の同会タイミングが「主役の年」になりやすいので、長期計画を立てるときの目安になります。

3 つの用語を、どこで使い分けるか

3 つを並べてみると、それぞれが対応する「読みたいもの」が違うのが見えてきます。

用語 何から読む 何を読む
日命星生まれた日の九星無自覚な本質・深い気質
傾斜法本命星 × 月命星の盤上位置内面の偏り・ズレの方向
同会本命星 × 時局の盤面運勢の変化点・方位の吉凶

ざっくり言うと、日命星と傾斜法は 「その人を深掘りする」 用、同会は 「いつ・どこで動くかを読む」 用です。

どの用語も手計算では大変です。 生年月日 + 任意で出生時刻を 九天占術 に入力すれば、本命星 / 月命星 / 日命星まで自動算出、傾斜・同会の方角も内部で判定されます。

まとめ

  • 日命星 = 生まれた日の九星、隠れた本質・無自覚な気質を読む
  • 傾斜法 = 本命 × 月命の盤上位置から、内面の偏りを読む
  • 同会 = 本命星と時局盤の重なりから、運勢の変化点・方位の吉凶を読む
  • 日命・傾斜は人を深掘りする用、同会は動くタイミングを読む用
  • 計算は複雑、九天占術 のツールに任せるのが現実的